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うつのチェックがスムーズ【早く専門の医師に診察】

増え続ける現代病治療

聴診器

ストレス発散が必要な人達

世の中には膨大な量の情報量が溢れかえり、また、その動きが速くなり、仕事だけでなく日常生活でもマイペースで行動できなくなる人が増えています。言い換えれば、社会の急速に変革していくスピードについていけず、何時、うつ状態になってもおかしくない人が増えているといえます。但し、ストレスの発生要因が外的なものか内的なもののいずれでも少々のことであるなら自分の好きなことに熱中して気晴らしすればストレスとして残ることが殆どありません。周囲の変化に対する適応性に違いがあっても多くの人には慣れるにつれて対応力がアップしていくからです。しかしながら、大都市圏の仕事や生活ではネット社会を去来する情報から離れた行動をすることが容易でないわけです。このため、自らの心理状態をチェックする余裕のない生活に追い込まれて、ストレスをため込んでしまう人が数多くなっています。こういう人は周囲から見ても心理的に厳しい生活ぶりであることが分りますが、友人、知人等とストレス解消する付き合いを上手くできないでふさぎ込んでしまうようです。こうした状態の時、うつの初期症状が現れているか、自己診断するには食欲不振や眠りが不十分で元気のでない状態が長く続いているか、チェックしてみると良いようです。本来の自分らしからぬ心理状態が長期間続いていれば仕事や日常生活における行動で失敗が多くなり、明らかに平常時と違っていると意識できるはずです仕事のペースの落ちたことで異変に気付いて自分に更に負荷をかけてしまうタイプの人が要注意のようです。落ち込みがひどくなり、何もする気力が起こらず、精神状態も不安定で元の状態に戻れそうもなくなり、やむを得ず医療機関で診察を受けるとうつ病発症を告げられるわけです。落ち込みがひどくなると回復までに時間を要するので、他の病気と同様に早期発見、早期治療が大切です。医療機関にはうつの初期症状がどの程度まで深刻化しているか、チェックするのに診断する項目が用意されています。発症していれば単に意欲の低下にとどまらず、自己嫌悪感や焦燥感あるいは絶望感等の言葉を発したり、表情や態度に表れたりしている症状の程度をチェックするようです。一方、本人に毎日のようにこうした症状が現れるようだと周囲で一緒に生活する家族の日常生活にもその症状次第で様々な影響が出てきます。軽症であれば本人は苦しみながら仕事や日常生活を続けている状態ですからミスや失敗が目立つ程度です。従って、軽症であれば周囲の人の気づかないこともありそうです。しかしながら、重症化してくると周囲の人が目を離せない状態になってしまうわけです。医療機関ではその進行状況を見て抗うつ剤を投与する判断を下します。但し、抗うつ剤の効果は一定の時間経過後に見えてくる特徴があり、また、副作用もあるので、どのタイミングでどの薬をどの程度投与するか、慎重に判断することになります。